記事文章の作成が終わったらネットにアップする前にパーマリンク(URL)を決めていきます。
このパーマリンクですが、なんでも良さそうに見えて、実はなんでもよいワケではありません。
Googleが推奨するパーマリンクの付け方がありますので、それを理解してパーマリンクを決めていきましょう。
ということでパーマリンクの設定方法や決め方についてお話をしていきます。
まずはどんなパーマリンクにすればいいのか、パーマリンクの付け方からお話していきます。
これから記事毎のパーマリンクを決める前に、そもそもパーマリンクの初期設定は終わっていますか?パーマリンクの初期設定がまだ終わっていない方は、こちらの記事を参考にして初期設定を完了してください→ パーマリンク初期設定
初期設定が済んでから、記事ごとのパーマリンクをつけていきましょう
目次
【まずは基礎知識】パーマリンクの付け方
パーマリンクの付け方は以下の3点に注意すればOKです。
- シンプルでURLを見れば何が書いてあるのか分かりやすいこと
- 言葉と言葉をつなぐときはハイフン(-)を用いること
- 日本語ではなくアルファベットを使うこと
まずは1番の「シンプルでURLを見れば何が書いてあるのか分かりやすいこと」からお話していきます。
(1)シンプル・URLを見たら何が書いてあるのか分かりやすいこと
パーマリンクはシンプルで、URLを見れば何が書いてあるのか分かりやすいこと。
これについてはGoogleがガイドラインに定めています。
以下のガイドラインを一読ください。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
引用元 https://support.google.com/webmasters/answer/76329?hl=ja
↑上記のガイドラインにあるようにシンプルで分かりやすいことが大事だってことですね。
(2)言葉と言葉をつなぐときにはハイフンを用いる
Googleは言葉と言葉をつなぐ時には「-」ハイフンを使うことを推奨しています。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
引用元 https://support.google.com/webmasters/answer/76329?hl=ja
「permlink-settei」と「permlinksettei」というURLがあった場合、前者の方がハイフンが入っていてわかりやすいですよね。
このように言葉と言葉の繋ぎにハイフンを使うと意味が分かりやすいです。
また上記のガイドラインにあるように _ は推奨されていないのでハイフンのみを使うようにしてください。
Googleがそうするよう推奨しているので、パーマリンクで言葉を繋ぐときにはハイフンで区切るようにしましょう。
(3)パーマリンクの日本語ではなくアルファベット入力すること!
パーマリンクはアルファベットを使います。
アルファベットではなく日本語にしちゃうと表記が変になります。
日本語にした場合、記事を投稿後に記事を開いてパーマリンク部分を見てみると……
なんじゃこりゃ!下の画像のようにパーマリンクがオカシイことになります。
%がウジャウジャ並んで気持ち悪いです。
日本語入力したりスペースが空いてたりするとこうなります。
なのでアルファベットで入力して、区切るときはスペースを空けるのではなく、ハイフンを使うようにしましょうね。
パーマリンクの良い例、悪い例
パーマリンクの良い例
「https://to-you-the-value.com/permlink-settei」
↑のURLパーマリンク部分を見てみてください。
「permlink-settei」となっていますよね。
このURLを見た人は「ああこの記事はパーマリンクのことや設定方法について書かれているんだな」とスグに理解することができますよね。
またGoogleのガイドラインにある「シンプル」というのにも該当していますよね。
ガイドラインにあるように、シンプルかつ分かりやすく何について書かれているのか理解しやすいパーマリンクが理想的です。
パーマリンクの悪い例
「https://to-you-the-value.com/1234permlinksettei-houhou-best-of-wakairyasui」
URLのパーマリンク部分をみてみてください。
1234permlinksettei-houhou-best-of-wakairyasui ですが、このURLを見ても何がなんだかすぐには分からないですよね。
1234?ピー・イー・アール・エム……??1234って変な数字が付いているし、permlinkとsetteiの文字が繋がっているのでとてもわかりにくい。
シンプルじゃないし、長いし、URLを見ても何について書かれてあるのかスグにわからないし、こういうパーマリンクは良くないです。
パーマリンクの決め方
基本的にさきほどの通り、
- シンプルで分かりやすい
- 言葉と言葉の間にはハイフンをつかうこと
- 日本語ではなくアルファベット
にだけ注意すればOKで、こうしないとダメ!というルールはありません。
だから自由につけてOKです。
しかしいざパーマリンクを決めようとすると不安があったり迷うもの。
そこでいくつかパーマリンクの決め方例をご紹介していきます。
例えば「記事タイトル」を分かりやすくパーマリンクにしてみる
例えば「誰でもできる!記事作成の10個の時短方法!」というタイトルだったとしましょう。
そうしたらタイトルを参考に「kizi-sakusei-zitan」とつけたら良いですね。
例えば「キーワード」をパーマリンクにする
例えば記事のキーワードが「糖質 コンビニ おすすめ」としましょう。
そうしたら「tousitu-konbini-osusume」とかが良いですね。
パーマリンクでよくある質問!
パーマリンクでよく質問されることで、「英単語がある場合・無い場合どうすればよいですか」と聞かれることが多いです。
また英単語がある場合とない場合の組み合わせもあります。
これに対してGoogleが決めた明確な答えは無いのですが、僕の考えをご紹介していきます。
「犬=dog」など英単語がある場合
例えば犬の記事だとしてパーマリンクに犬を用いたいけど「dog」と「doggu」どちらにするべきか。
実はこれに対して明確な正解や決まりはないのですが、ガイドラインには「分かりやすく」とあるので、それに当てはめるとこの場合は「dog」の方が分かりやすいですから「dog」にするのがbetterと判断します。
英単語がある場合と無い場合のミックス
もうひとつ例をだしましょう。
「ダイエット 夕ご飯抜くだけ」というキーワードをパーマリンクに設定しようとした場合、「ダイエット→diet」という英単語があります。しかし「夕ごはん抜くだけ」という英単語はありません。
このような場合は「diet-yuu-gohan-nuku」という感じが良いと思います。これが確実な正解というわけではありませんが、ツッキーだったらこのようにします。
「ダイエット」の方は英単語があって、「夕ご飯ぬく」は英単語が無いので、アルファベットが並んだ見た目的に美しくないというのはありますが、でもパーマリンクを見れば分かりやすいですよね。
パーマリンクで大事なことはシンプルで分かりやすいことですので、それがクリアできるので良いと考えています。
パーマリンクを決めるときに悩んだらこの考えを参考にしてください。
パーマリンクってSEOに効果があるのか?
正直言って体感できるほどは無い…と思う、がしかし!
さっき言った「シンプルで意味が分かるようなパーマリンク」にすることでSEO効果があると言われています。
どれくらいSEO効果があるのかといわれたら、うーん…正直微々たるものだと思います。劇的な効果を感じることはないです。
実際僕もパーマリンクをちゃんとつけたからって、その力をものすごく感じたことは無いです。
でも目に見えて分かりやすく体感はできなくても、時間経過やブログパワーの向上とともに、SEO効果が高くなっていってるんじゃないかなと感じています。
目には見えるほどではないけど、でも確実に効果が大きくなっていっているような…(あくまでツッキーの体感値・考えの話です)
実際の効果は目に見えにくいですが、でもGoogleが推奨している方法に従うのが1番ですので、さきほどご紹介したようにシンプルで分かりやすいURLをつけていきましょう。
記事毎のパーマリンク設定方法
◆記事作成画面でタイトルを入力すると、タイトルの下に自動的にパーマリンクが表示されます。(僕は例として「記事の作成時間を時短する方法」と入力しています)
パーマリンクの横にある「編集」ボタンを押すとパーマリンクを変更できますので「編集」ボタンをクリックしてください。
◆パーマリンク入力欄の日本語を消して、アルファベットでパーマリンクを入力してください。その後となりになる「OK」ボタンを押してください。
◆これでパーマリンクの設定は完了しました。これを1記事作成するごとに行っていきます。記事文章が作成してパーマリンクの設定も完了したら、あとはアップすれば記事完了です。
◆さっき解説した「パーマリンクを見て何について書いているか分かるように」入力してください。できるだけシンプル・短いパーマリンクが良いですね。
◆記事を書く度にパーマリンクを変更します。慣れてくると30秒で終わりますから、記事を書く毎に必ず変更するようにしましょう!
【重要】パーマリンクを後で変更すると評価がリセットされてしまう
一度記事を投稿した後は変更してはいけません。
パーマリンクを変更すると記事作成後に、記事がGoogleから受けている評価がリセットされてしまいます。パーマリンク(URL)が変わる=別のURLになりますので、それまでそのURLが受けていた評価や被リンクが無くなってしまうのです
ですからパーマリンクの変更はあとからすることはダメなんですね。
本当に記事を書いた直後だったらまだ全然評価されてないだろうから良いですが、時間が経ってからの変更は良くないです。
せっかく検索順位が上がってきていた段階だとしても、リセットされてしまうので、そうなってしまってはもったいないですから、最初にちゃんとパーマリンクを決めておきたいですね。
僕の場合ですが、「あ、パーマリンク変更忘れて、日本語パーマリンクのままにしてた!」なんてことがチョイチョイあります(慣れてるから疎かになってしまう^^;)
あとになって発覚すると勿体無いので、記事作成するごとにちゃんと決めていきましょうね。
【まとめ】
- シンプルでURLを見れば何が書いてあるのか分かりやすいこと
- 言葉と言葉をつなぐときはハイフン(-)を用いること
- 日本語ではなくアルファベットを使うこと
- あとで変更すると評価がリセットされるのであとで変更しないこと
パーマリンクは上記のポイントを守ってつけていきましょう。
決め方としてはその記事で狙っているキーワードをそのままパーマリンクにするか、もしくは記事タイトルの一部をパーマリンクにすればOKです。
パーマリンクって難しいことはなく、数記事作れば「こんなものか」と感覚がつかめてきますので、難しく考えること無くやってみましょう。
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