広告のクリック率は配置の仕方によって変わります。
同じ1000人に見られるのでも、配置によってクリックされる数が変わってくるのです。
アドセンス広告のクリック率は平均1%と言われていますが、僕の場合大体1.7~2%くらいを推移しています。
一般的なクリック率よりも良い数字を出しています。
今回ご紹介するのは広告の配置です。
広告の配置方法を真似してもらえれば、平均1%と言われているクリック率を余裕で捉えることができると思うので、参考にしてみてください。
目次
僕がやっている配置方法
分かりやすいように、例として広告配置の画像を用意しました。
記事内の
- 冒頭文の下
- 記事の真ん中らへん
- 文末
の3箇所に貼ります。
まずは下の画像を御覧ください。
1つ目の広告・・・冒頭文直下
2つ目の広告・・・記事内の中盤らへん、区切りが良いところに設置
3つ目の広告・・・記事文末に設置
このように配置してください。
文章途中に広告を設置するのはアウト
文章途中の広告は良くないです。
なぜなら文章の途中に広告があっても見ない可能性が高いからです。
私達もそうじゃないですか?
記事を読んでいる最中は広告なんて目にも留めないですよね。
もし文章途中に広告が出てきてもすぐスクロールして流すハズです。
一通り記事を読んで「なるほど」と納得したら一段落するので、そこに広告があれば訪問者の目に止まりやすいのです。
文章途中に広告があると流されやすいので、文章が一段落したところに広告を設置するようにしましょう。
(さっきの例を見ると全部キリが良い所に設置されていたハズです)
読み途中の読者を遮るように、文章途中に広告を設置したらアカンですよ。
記事内容が薄いとクリック率の低下に繋がる
考えてみてください。
僕達は何かを調べたくて検索します。そして答えを求めて記事を読みますよね。
なのに記事の内容が薄くて、調べたい内容が全然書いてなかったらどうでしょうか。
即戻るボタンで離脱してしまうと思いませんか?(僕だったら離脱します)
このように記事内容が薄いと最後まで読んでもらえないので、当然広告にも目が止まることはありません。
ザーっとスクロールして「ハイ終了」となります。
なので記事内容にも気をつけなければいけません。
(というか記事がメインなので)
記事タイトルを見てクリックしてくれた読者に答えを提供するような記事を書いていきたいですね。
そうすることでクリック率の低下を防ぎ、さらには収入UPにも繋がります。
逆に、良質な記事の場合、広告のクリック率が良い
なぜなら集中して記事を読んでくれるからです。
流し読みせず読んでくれるので、途中にある広告も認識してくれます。
それで興味がある広告だったらクリックしてくれますよね。
良質な記事(濃い記事)を読者さんに提供すると、クリック率が高くなることが考えられます。
広告の配置で注意するべきこと
広告の配置にはGoogleが示しているルールがあります。
そのルールに従わないとアドセンスの規約違反として注意や警告を受けたり、最悪の場合停止になることもあります。
ルールといっても簡単なものですので、さっきの配置通りにやれば規約違反になることはありません。
それでは配置に関するルールを説明していきます。
広告と広告の距離を離す
まず広告と広告の距離が近いのはいけません。
記事を読んでいて、スクロールしていないのに次の広告が見えるようだと近すぎます。
これはGoogleの規約に違反しますし、記事を読んでいる人にも不快ですので、広告と広告の距離はある程度離しましょう。
広告の設置は基本的には3つまで(4つ以上でもOK)
広告の設置は基本的には3つまでにしてください。
規約の改変で、3つ以上設置しても大丈夫になったので、4つとか5つの広告を設置して、ドンドン収益化したいという気持ちになるのですが一応注意が必要です。
どれくらいの記事質だと広告を3つ以上設置して大丈夫なのかが、具体的に明示されていないのです。
アドセンスでは以下のように説明しています。
広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならないものとします。また、コンテンツは、ページを訪れるユーザーの関心に合った、価値ある情報を提供するものでなければなりません。そのため、ユーザーにとって価値がほとんどないページでの広告配信と広告の過度な表示は、修正が行われるまで制限または無効にされる場合があります。
引用元 アドセンスヘルプ
要するに「広告ばかりが目立つようだとダメ。価値ある情報を提供できていれば4つ以上配置してもいいよ」ということですね。
あくまでコンテンツが主役ということです。不安であれば1記事内に広告3つまでにしておくのが安心ですね。
文字数少ない記事で広告4つは結構ウザく感じる
文字数が少ない記事に4つの広告設置すると、広告多いかなという印象を受けます。
2,000文字くらいで広告4つ使うとかなり広告が多いような気がしました。
これでは読者に「広告ばかりでこのブログは見づらい、ちょっと広告がウザい」と思われてしまいます。
なので広告を設置するときは基本3つとして、文字数が多いときは4つ配置すると良いですね。
3つ配置するときも4つ配置するときも、読者から見て広告が多くてウザったいと思われないかどうかをプレビューで確認するようにしましょう。
ちなみに僕は3,000~40,00文字くらいの記事は4つの広告を入れています。
8,000文字くらいの記事だと5個くらいの広告を入れています。(これでペナルティ食らってません)
逆に1,000文字くらいの記事の場合は広告を2個にしています。
あくまでコンテンツが主役で、広告ばかりが目立ちすぎないようなバランスにするのが大事ですね。
広告の上に「スポンサーリンク」と表示するコト
広告を、写真や画像と間違わせてクリックさせることは禁止されています。
ですので「これは広告ですよ」と分かるように、広告の上に「スポンサーリンク」と表示しなければなりません。
ブログレイアウトについて
2カラムにしよう
2カラムが基本です。
2カラムとは僕のこのブログのように、本文とサイドバーが分かれているスタイルのことです。
他にも左右にサイドバーがある3カラムや、サイドバーが無い1カラムもあります。
2カラムにしておけば間違いありません。
画面がまとまっていて見やすいし1番オーソドックスです。
サイドバーは右に設置しましょう。
人は字を左から右方向に読んでいくので、サイドバーは右に設置したほうが目の動きに対してナチュラルで良いです。
3カラムはオススメしない
ネットを見ると3カラムでも2カラムでも問題無いという意見がチラホラ見られます。
その理由として「スマホからのアクセスが増えたから」というモノ。
スマホからブログを見るとサイドバーが下に来るので、サイドバーの広告はクリックされにくいという考えですね。
その考えは僕も認める所です。
スマホの普及率は上がり、サイト訪問者の半分以上はスマホユーザー。
僕のブログでは6割くらいの人がスマホですね。
でも、僕は3カラムはあまりオススメしません。
なぜかというと、スマホから見た時の問題ではなくて、パソコンで見た時に目がキツイからです。
3カラムは目が疲れる
3カラムだと画面の中に情報が詰め込まれすぎていて、目が疲れます。
どの情報を見ればいいか分かりにくいし、3カラムレイアウトのブログに限ってグジャグジャしていることが多い。
なので僕は3カラムのブログを見ると、中身を読む前に大体閉じます。
目がキツくて読む気になりません。
例えばショッピングサイトとかは3カラムが多いですよね。
パッと見たときの情報量が多すぎて目がツラくないですか?それにどこを見れば良いのかもわかりません。
(ショッピングサイトは購買目的で閲覧するから見る気になれるけど、ブログは流し読みすることが多いので、見た目がキツイとすぐに離脱しやすいです)
こういう理由で3カラムはオススメしないです。
3カラムがダメとは言わない
もちろん、3カラムがダメだとは言いません。
キレイなブログもありますし、スゴイブログもあります。
ただ、僕達一般人が広告で稼ぐとなったらどうかなぁと思ってしまいます。
それに最近はデフォルト状態でもキレイに仕上がっているテンプレートが多くなってきたので、目がソレに慣らされたせいか、アクセスしたときのファーストビューが3カラムでグジャグジャしていたら余計に見る気になれません……
だから3カラムはオススメしません。
オーソドックスな2カラムが1番良いです。
最近多いワンカラム。ワンカラムってクリック率的にアリ?
僕的にはワンカラムでもアリかなと思っています。
文章に集中してもらいやすいので、記事を最後まで全部読んでもらいやすく、記事内広告のクリックが見込めます。
ただ、パソコンで見たときにはサイドバーが無い分、サイドバー広告からの収入が無くなるので、そこがデメリットかと思います。
とはいえ、サイドバー広告からの収入って、実はあんまり発生しないので、別にサイドバー広告は無くてもいいかもしれません。
そう考えると1カラムでも良いかなと思います。
2カラムか1カラムであれば、広告がクリックされるブログレイアウトと言えますね。
【まとめ】さらなるクリック率UP、収益UPを狙うなら良い記事を書くのが一番効果的
今回、僕がアドセンスのクリック率で1.5%~2%を叩き出す広告の配置方法ということでご紹介しました。
真似してもらうだけで平均の1%を捉えることができると思いますし、それより上のクリック率になることもあります。
同じように広告を配置してみてください。
そして今回ご紹介した広告の配置は基本的な話として、さらにクリック率UP・収益UPを狙うなら1番の方法は、やはり読者の悩みを解決する(検索に対して答えを提供する)記事を書くことです。
ジックリ集中して読んでもらえればスクロールせずにゆっくり読むので広告も目に入るでしょうし、2ページ目、3ページ目と色んな記事を読んでくれます。
1人の訪問者が3ページ読んでくれたら、広告を9回見てくれる(1記事に広告3つとして)ということですから、すぐに離脱されてしまうようなブログよりも稼げるのが容易に想像できますよね。
なので読者に有益な情報を提供できる記事を書くように心がけていきましょう。
そうすることでクリック率はさらにUPし収益も伸びます。
まずは今回ご紹介した広告の配置方法を早速取り入れてみてくださいね。
ありがとうございました
とても分かりやすく、参考になりました。
ブログは、記事が長いと読むのに疲れたり、時間的な制約もあって、最後まで読み終えられるのはなかなか困難です。
最後まで読んでもらうには、短めの記事であっても良いのでは?と、感じています。
なかなか最後まで時間をかけて読める人、或いは読む人は少ないのでは?と思います。
私はこれからブログを始めようと思っている人間ですが、全くの初心者で、分からないことだらけです。
仕事を持ちながらの兼業主婦なので、時間の制約がかなり影響されます。
今回のように最後まで読み終えられたことは滅多にありませんが、この「曇りのち晴れ日和」の記事は読みやすかったです。
今後も色々参考にさせて頂きたいと思っております。
ありがとうございました。
こんにちは コメントにありがとうございます。
そういっていただけて嬉しく思います。
今回言っていただいた「記事のよみやすさ」はとても重要な部分であります。
色んな記事が乱立しており、読みにくい記事も多数存在しています。
見やすさ、記事の長さ、読みたくなる工夫……総合的な読みやすさがこれからとても重要になってくると思います。
僕も常に意識しているところであります。
ありがとうございます。
すごく勉強になります。
それなりに気を付けていますが
実際はよくわからなかったもので
今後もしっかり学んで実践します。
みわちゃんさん コメントありがとうございます。
参考になられたようで良かったです。
学びと実践を繰り返していきましょう〜